こんにちは。心の学校キャンパス・スタッフの大島です。
夫婦なのに、心を通わせる会話がない。一緒に暮らしているのに、気持ちはどんどん離れていく……。そんな毎日が続いたら、いつしか「もう一緒にはいられない」と思ってしまうこともあるかもしれません。
今回ご紹介するのは、典型的な亭主関白で、奥さんから離婚届を突きつけられていたAさんのお話です。ところが、Aさんが本当の自分に目覚めたことで、夫婦の関係に少しずつ変化が生まれ始めました。
いったいAさんに何が起こり、二人の関係はどのように変わっていったのでしょうか? その体験談をご紹介します。
Aさんは典型的な亭主関白で、家では「飯、酒、風呂、寝る」以外は話さず、夫婦間の会話らしい会話はなかったといいます。
Aさんの奥さんは、私にこういいました。「自分がいませんでした。いいたいことをいえず、いつも仮の自分でした。今までの12年間は、被害者意識で生きてきたんです」
そんな生活に耐えられず、遂に奥さんは離婚を決心したのでした。Aさんは、奥さんに突きつけられた離婚届にサインをした上で、お兄さんの勧めで私を訪ねてきました。
そして、彼も真我を開くことができました。驚いたことに、真我を開いたその瞬間、Aさんは急にパタッと頭から床に崩れ落ちてしまったのです。
そして、全身をガタガタと震えさせ号泣したのでした。「急に頭が真っ白になりました。床に吸い込まれるような感じで、しばらくとても息苦しかったのを覚えています。でも、落ち着いてからは、なぜか身体が軽くなり、フワフワのベッドの上を歩いているような感じがしました」
それからは、Aさんは奥さんと面と向き合って話し合いをするようになりました。今まで一切やらなかった掃除や洗濯さえも、自らやるようになりました。「ありがとう」の言葉もかけられるようになりました。
奥さんも、今まで殺してきた自分を出せるようになってきました。勤めにいくようにもなりました。そして、決めていた離婚についても、今ではお互いにすぐに結論を出そうとはしなくなりました。
………………………
佐藤先生からのコメント
Aさんは、何ごとに対しても集中できる強いパワーを持っている方です。そのパワーが逆に、奥さんには重荷だったのかもしれません。
しかし、真我に目覚めれば、そのパワーが要らなくなるのです。真我の柔らかな大自然の愛に目覚めた時、相手は楽になり、自然になり、見えなかった素晴らしいものまで見えてくるのです。
問題を解決するカギは、潜在能力を発揮することではなく、真我に目覚める事なのです。
………………………
いかがでしたでしょうか。
長い間、心を通わせることができず、離婚を決意するほど深く傷ついていたAさんご夫婦。
しかし、Aさん自身の心に変化が生まれたことで、これまでとは違う向き合い方ができるようになり、夫婦の関係にも少しずつ変化が表れていきました。
相手を変えようとする前に、まず自分自身の心と向き合ってみる。その一歩が、これまで見えなかった相手の気持ちや、当たり前だと思っていた日常の中にある大切なものに気づくきっかけになるのかもしれません。
夫婦関係に限らず、人との関係に悩んでいる方にとっても、何かの気づきにつながれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 大島裕子
