義父の介護や人間関係、夫婦不仲から深刻なうつ状態に陥り、身体の震えや不眠に怯える日々を過ごしていたS・Sさん。
母に連れられ、藁をも掴む思いで満月メソッドの受講を始めましたが、最初は「自分だけは変われないのではないか」という強い不安と孤独感の中にいました。
劇的な変化を感じられない焦りを乗り越え、何度も根気強く自分と向き合い続けた先に訪れたのは、寝る前にふと湧き上がった「私って幸せだな」という温かな実感でした。暗闇から一転、手足の震えも止まり、9ヶ月で寛解に至るまでの再生の軌跡をご紹介します。
S・Sさん(女性・32才)
義父の介護、人間関係、主人との不仲からうつ状態になり、突然不眠になりました。息が苦しくなったり、奇声をあげたり、両手の動きが止められない、手足が熱を帯び震える。自分の状態が恐ろしくなりました。病院の薬ではなかなか変化が見られませんでした。
そんな私を、佐藤康行先生の本を読んだ母が、YSカウンセリングセンターへ連れて行ってくれました。そこで「ここなら変われるかもしれない。でも自分だけは一生変われないのではないか」と不安も抱いていました。
全3回の満月メソッドを受けました。 しかし、最初は全く変化を感じられず、何の感情も湧きませんでした。「自分だけなぜ変わらないんですか? どうしたらいいんですか?」と、いつも必死に担当の方に訴えていました。生きているのが怖くて、母に突飛なことを口にしたり、夜中に家を抜け出そうとしたり、心の行き場を失って毎日を過ごしていました。
私一人で受けても効果がないのかもしれない、将来への不安はあるけれど、良くなるなら何でもいいという思いで、母と一緒に再度、2日間の満月メソッドを受けました。1回目、2回目は目立った変化はありませんでした。けれど3回目の受講前、家で寝る前に突然、「私って幸せだな。母や夫から愛されている」という思いが湧いてきました。この3回目の2日間で、初めて「お父さん、お母さんありがとう」と満月の心が溢れ、涙が出てきました。
それでもまだ完全ではないと感じた私は、さらに満月メソッドを2、3回継続しました。その結果、通い始めてから8か月目で眠ること、笑うことができるようになり、手足の震えも完全に止まり、9か月目に寛解しました。
人の回復を聞いては自分と比べて落ち込んでいた私が、今、こうして体験談を書いているのが信じられません。私のように変化が分かりづらかったり、実感が持てなかったり、時間がかかる方もいらっしゃると思いますが、「必ず本当の自分に出会える日が来る」と伝えたいです。
子どもの頃から両親の仲が悪く、ずっとそのことで傷ついていたのですが、以前は「自分は気にしていないし、それが原因か分からない」と思っていました。頑張って生きてきたのに、病気になった自分まで責めて、苦しい生き方をしてきたなと思います。やっと今、過去の心のトゲも消え始めています。初めて自分のことが好きになり、何が起きても大丈夫だという満月の確信が持てます。暗闇のような日々から一転、毎日がすごく幸せです。

