難病を抱え、体調不良で横になることの多かったY・Sさん。4年越しの友人からの熱烈な誘いに導かれるように、満月メソッドの世界へと足を踏み入れました。
かつては「口うるさく身勝手な人」と決めつけ、できるだけ関わりを避けてきたお姑さんとの関係。しかし、介護や生活の荒波を乗り越え、講座で自身の内面を深く掘り下げていったとき、絡まった紐が解けるように驚くべき真実が見えてきます。
お姑さんの厳しさに隠された、息子夫婦への深い深い愛に気づき、号泣した瞬間。難病の痛みさえも消え、体が思うように動かない不自由さを超えて「心は自由だ」と確信した、魂の再生のプロセスをご紹介します。
Y・Sさん (60代・女性)
4年ほど前に遡り、友人から満月メソッド受講のお誘いが。「またか」と思っていたのが、熱烈なラブコールに聞こえる。なれども私は体調不良で床の中にいる。聞くつもりのなかった会話でしたが「私、なんだかわからないけれど心の奥にささくれがあるような」と言うと同時に、「申し込みさせていただきます」と返事していました。突然に降ってきた言葉、これが素晴らしい巡り合わせということかと思いました。それが真剣に生きる今を表しています。
1年ほど前に受講した時は特別な感動もなく、体力的に優れず、1日中ほとんど横になって、早く終わってくれることを願っていたなぁ。 3月11日の地震の映像を見るたびに涙が溢れ、3カ月泣き続けた状態でしたが、けれど私の内なるネガティブな思いが津波に押し流されて、過去の辛いこと、悲しみ、難病を発症し不自由になったこと、すべてが本当の自分に変わるために必要として起こっていたのだと強く感じ、毎日が幸福です。
そして今年の2月に、満月メソッド開発者の佐藤先生の講座受講となりました。時に抵抗していた私でしたが、素直になりました。講座開始、佐藤先生は参加者の顔を一人ひとり見ながら大きな声で挨拶されます。目をまっすぐ見て「今日は何を目的に参加されましたか?」と問われ、 口から出るに任せて「義母との関係を、輝く光に変えたい」と言いました。
ワークが始まりました。姑とはできるだけ関わりを避けて生活したのです。悪く言えば口うるさい、身勝手で子どもにお金を無心する人と決めつけていた三日月意識の私がいたのです。自分の気持ちを出すこともしない。若き日の嫁姑はお互いに歩み寄ることもなく時は過ぎ、晩年の姑は認知症で介護度4となり、病気療養中で家にいる夫とニ人の同時介護は厳しく、収入を得るために私が働かなくてはなりませんでした。
姑を老健の入所から特養に転入が決まり、入所の朝「お世話かけたね、ありがとう。帰りは暗くなる、懐中電灯は持ったかい?」と、今までで一番優しい愛あふれる言葉をかけられ、喜びにそっと涙をぬぐいました。それなのに、今頃になってささくれと感じていたものは、姑との関係だったと気づきました。
私と夫の関係から掘り下げて行くと、絡んだ紐が解けるように姑と繋がってゆく。突然ガラス張りの真っ青な空に、姑の優しい笑顔が「もういいんだよ」と言っている。ドバーッと涙があふれ止まらない。書いた文字が見えなくなり、この身がギューっと抱かれた感じがしました。「そうか、母の願いだったのだ。息子である夫に、生厓愛され続ける嫁でいてほしいと厳しい言葉で叱ったのだ」と。深い深い愛からの行動、言動であったにもかかわらず、私の心は三日月の状態だったのです。
受講中の佐藤先生は、全身のエネルギーで参加者全員の心に光を投げかけ、照らし、揺さぶり、私たちの満月の心に呼びかけているのです。額の汗を何度も拭いながら・・・。
そして、私にすごいことが起きたのです。私は難病の症状として少しずつ体が動きにくくなる特徴がありますが、その講座中は一度も横になることなく、ヒーターと手袋を使用することもなく、忘れず全身全霊で取り組みました。
今のままの自分を受け入れ「心は自由」を実感して、痛みさえも消え感動です。「見たくないものから、見えない一番大切なものを観る」 満月の心に触れ、自分の持つ力を佐藤先生の力強い言葉で引き出して頂いたのだと、感謝の心で帰路につきました。
眠りの床に入っても興奮冷めやらず涙が枕を濡らします。友人の根気強いお誘いと、サポートありがとうございました。この佐藤先生の講座の日が、私の新しい誕生日となりました。

